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左手を失うも名作を多数残した水木しげるさん、亡くる。 [ニュース]

 『ゲゲゲの鬼太郎』を初め、『悪魔くん』などのヒット作で知られる水木しげるさんが、本日、多臓器不全によりお亡くなりになりました。今月、11日に自宅で転倒され、頭を打ったために入院されていたとのことです。
 水木さんは太平洋戦争時に過酷な戦争体験をし、ラバウルにおいて爆撃により左腕を失いました。片手というハンデを持ちながら貸本漫画時代を経て、『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』『河童の三平』などの作品を残されました。貸本時代の貧窮な状態、片手による漫画作成の過酷さは、NHKの連続朝ドラマ『ゲゲゲの女房』でも描かれておりました。
 
 水木さんはその人柄からか、多くの方から愛されていました。『ゲゲゲの女房』で主演をされた向井理さん、松下奈緒さんをはじめ、芸能界からは中川翔子さん、ウエンツ瑛士さん、佐野史郎さん等の追悼の言葉が送られております。芸能界以外にも、その交友は広く、弟子の関係として、荒俣宏さんや京極夏彦さんなど、本当に多くの方から愛されていたのはわかります。そして、その作品の大ファンである読者さんからも。

 晩年の水木さんの写真を見ていると、もう普通の人間を越えて、半分妖怪の域に達しているのではないかと思っていましたが、今日で、本当に妖怪の仲間入りをされたのかもしれません。とにかく、沢山の素晴らしい作品を残してくれた事を、今日は感謝して、ご冥福を祈りたいと思います。


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